弁理士・特許技術者の転職

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男性　40代　弁理士　食品製造メーカー→化学系メーカー

特許事務所で経験を積みながら弁理士資格を取得。
その後、いくつかの事業会社知財部で活躍してきました。
現在は食品製造メーカーに勤めていますが、得意分野とは違うとのこと。
働く条件などは申し分ないそうですが、やはり専門性を高め、活かせる会社があればと転職を希望しています。
ご自身でも何度か応募をしたそうですが、なかなか書類選考に通過しないとのこと。
やはり難しいのでしょうか？とご相談にいらっしゃいました。

■コンサルタントから見た転職成功のポイント

急ぎの転職ではなく、ご自身もじっくりと検討したいとのことだったので、希望や条件について丁寧にヒアリングしました。

• 化学系メーカーに転職したい
• 得意分野で専門性を高めたいので、業界や業務内容が最重要ポイント
• 年収については現状維持がマスト

特許事務所や企業知財部での経験が豊富であるにも関わらず、書類選考でのお見送りが続いているとのことだったので、これまでご自身で応募していた求人を確認しました。
すると、業界は希望通りだったものの、ポジションがマッチしていませんでした。
公開求人はリーダークラスの募集が多く、年代でいうと30代くらいの方を想定している企業がほとんど。
ご相談者のように経験豊富なベテランの方向けの求人は、非公開求人としてエージェントに直接オーダーすることが多いのです。
エージェントの求人は、ご相談者にマッチする可能性が高い見込みでした。
残るはご希望の業界の求人が出るかどうか。
化学系メーカーにアプローチをしながら待っていたところ、ピッタリの求人がオープンしたため、さっそく応募しました。
経験はもちろん、マネジメントスキルなどもニーズに合っているとすぐに書類選考通過。
一次面接には人事や現場責任者などが出席し、期待の高さをうかがえました。
順調に選考は進み、無事に内定を獲得。年収も希望通りとなりました。
転職活動はやや長期化しましたが、焦らずに検討したことが満足度の高い転職につながりました。