弁理士・特許技術者の転職

弁理士・特許技術者の転職について解説します。

【転職事例】所属の知財管理部が移転。通勤時間2時間以上になり転職を決断。機械メーカー→IT企業への業界チェンジに成功!

女性 20代 知財管理 機械メーカー→IT企業

Before

東証一部上場機械メーカー
年収500万円

After

東証一部上場IT企業
年収500万円

大学院卒業後、東証一部上場の機械メーカーへ入社。
希望の知財管理部に配属され、権利化業務・契約交渉・調査分析・係争対応などに従事。勉強を重ねながら業務に取り組み、知的財産管理技能士3級にも合格。2級もめざしていました。
3年が経過したところで、部署の移転が決定。
郊外の製造現場近くということで、通勤に2時間半を要するようになってしまいました。
引っ越しも検討しましたが、また移転する可能性もあるために悩んでいたそうです。
このタイミングでの転職について、今後のキャリア形成の観点からのアドバイスも含めて、相談にいらっしゃいました。

■コンサルタントから見た転職成功のポイント

ご相談のタイミングでの懸念、悩み、希望などを時間をかけてヒアリングし、アドバイスをしました。

  • 通勤時間を短縮したい気持ちは強いが、転職するかどうかはまだ迷っている
  • まだキャリアのはじめの段階なので、これまで従事してきた業務を大きく変えずに積み上げていけるポジションであればキャリア形成の観点では大きな問題はない
  • 大型機械製造のため商材を身近に感じることが難しく、消費財メーカーなどの業界を視野に入れたい

「良いところがあれば」という気持ちで転職活動をスタートすることになったため、活動は慎重に進めることにしました。
比較のために複数の選考を並行するのが通常ですが、数を抑え、応募先も厳選しました。
化粧品メーカーや食品メーカーの書類選考に通過して面接に臨みましたが、経験や知識について一定の評価を得られたものの、まだ経験が浅く、内定までには至りませんでした。
このタイミングで提案したのがIT企業です。
日本で知財といえばメーカーというイメージがあるかもしれませんが、現在、IT業界では知財に対する関心が高まり特許出願も増えています。
ご相談者もIT企業の知財管理部を意外に感じたそうですが、サービス内容は身近でなじみもあり、チャレンジすることになりました。
面接では部署の責任者が参加し、転職を考えたきっかけや希望、懸念点なども詳しく話すことができたそうです。
業務についての詳細な説明もあり、商材が違うためこれまでと異なる点も多いものの、経験を活かし、新しいチャレンジもできると感じられたそうです。
企業側も、勉強熱心な点、業務に粘り強く取り組む姿勢、転職についてもキャリアをしっかりと考えながら進めている点について高く評価し、無事に内定獲得となりました。
面接を通じてご相談者の意欲も高まっていたため、内定を受諾。
通勤時間は1時間弱となり、ご希望をしっかりと叶えられる転職となりました。
レックスアドバイザーズでは、転職すべきか悩んでいるというご相談も多く承っています。ご希望や悩み、キャリア形成などをふまえてアドバイスをしています。
ぜひご相談にいらっしゃってください。

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