【転職Q&A】特許事務所で10年以上働く弁理士です。現在の特許事務所は残業が多いため、別の特許事務所への転職を考えていますが、似たような求人が多く応募先に困っています。求人選びのポイントを教えてください。
特許事務所の求人は確かに似たような募集内容が多く、職務内容についても「明細書作成、中間処理」などといったものがほとんどとなります。
求人選びのポイントとしては、まず、自分が何を優先するのか、希望条件を整理してみることをお勧めします。
項目をリストアップして、求人選びの材料集めをします。職務内容(国内の明細書を作成したいのか、英語を活かしたいのか、訴訟を経験したいのか、専門分野を極めたいのか、幅広い案件に携わりたいのか、など様々です。)、年収、ワークライフバランス、事務所の安定性、勤務地、事務所の規模など、一つずつ自分の希望を整理してみましょう。
次に、希望条件に優先順位をつけ、譲れない条件を確認します。
選考が進むにつれて、A社では第一希望は叶うが、第二希望は叶いそうにない、などといったケースも出てくることがあります。そういった場合に迷うことの無いように「絶対に譲れない条件」と「叶えば理想的だが、第一希望が叶えば譲れる」といった希望のものを区別しておきます。
このように優先順位が決まってから、応募する特許事務所を絞り込むと良いでしょう。
求人票や特許事務所のホームページからは、少なくとも職務内容や年収、勤務地、事務所の規模などは読み取ることが可能です。その他、事務所が保有しているクライアントの種類などは、特許庁のホームページから検索することも可能です。
ご自身で直接応募手続きを行う場合、求人票や事務所のホームページから読み取ることが出来ない条件(残業の実態、事務所の安定性、事務所内の雰囲気など)については、面接の時に直接確認するしか方法はないかもしれません。
人材紹介会社を利用して応募手続きを行う場合には、求人担当者に詳しく質問してみると良いでしょう。
弊社では、上記のような求人票や事務所のホームページだけでは読み取ることが出来ない部分も丁寧にご説明させて頂いております。求人の選定にお困りの方は、是非一度、ご相談にいらしてください。
無料転職登録
すぐにご転職をお考えの方から、まだ転職するか決めかねている方まで、お気軽にご相談ください。
REXがあなたの転職をサポートします。
求人検索
弁理士・特許技術者専門だから、資格や経験を生かして活躍できる求人が豊富です。
特許事務所・企業知財部などの求人検索はこちらから。