【転職事例】履歴書・職務経歴書では見えない部分をPR資料にまとめて書類突破!志望の大手特許事務所への転職
36歳 男性 化学・バイオ系 大手特許事務所へ転職
Before
小規模特許事務所
年収1100万円
化学・バイオ分野の業務を担当
メインクライアントの業績悪化、幹部職員の高齢化などで将来不安
After
大手特許事務所
年収800万円
分野を限定せず幅広く担当
メインクライアントのみに依存しない顧客ルートを有している
案件量が安定しており、末永く勤務できるる環境
幹部を目指せるポストがある
現職の特許事務所は規模が小さく、社員一人ひとりへの還元が大きかったため高年収を確保していたものの、特定のクライアントに依存していることもあり、1つのクライアントの業績悪化が経営全体に影響するという状況でした。
また、職員の高齢化もあり事務所全体の成長性を感じられず、将来に不安を感じて転職相談に来られました。
ご本人の志向のもと、今回の転職では強固な営業基盤を持ち、定年まで勤務できる、組織的にもしっかりとした特許事務所への転職を目指すことになりました。ターゲットを絞り込んでいくと、転職先は必然的に大手特許事務所に絞られました。
■コンサルタントから見た転職成功のポイント
今回の転職では、下記が成功のポイントとなりました。
- 経験業務、大学時代の専門性の深堀り
- 履歴書、職務経歴書以外のPR資料作成
- 転職活動をする上での注意点の整理
- 年収ダウンを許容
学者肌ではなく、穏和でしっかりとコミュニケーションを取れるタイプの方でしたので、面接に進めば内定は取れるという第一印象でした。
大学時の専攻や直近の業務は化学、バイオが中心でしたので、当初はこれまでの経験を活かせる求人を探しておりましたが、本人が希望する大手事務所では、機械、メカトロ、構造系の経験者を求める求人が多かったため、ミスマッチが続きました。
そのような中、100名規模の事務所でありながら、部門制をとらずに、機械、メカトロ、構造系から化学、バイオなど幅広く対応する方針の特許事務所をご案内しました。
応募に際しては、直近携わっている化学、バイオ分野はうまくPRできましたが、機械、メカトロに関しては工夫が必要でした。
そこで再度キャリアを棚卸した所、前職、前々職で多少機械分野の発掘、明細書作成、中間処理にも関与した経験がある事が確認できたため、特許番号、関わった文献なども応募書類に沿えエントリーしました。
クリティカルなポイントとはならなかったものの、多少なりとも経験があるという事で無事に書類通過。面接はスムーズに進み、早々に内定となりました。
入所後にお話しを聞いた所、期待以上の事務所だったようで、まだ経験の浅い分野にも意欲的に取り組んでいらっしゃいました。
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