弁理士・特許技術者の転職

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男性 32歳 化学系弁理士

ご相談者様は大学院卒業後、メーカーにて開発に携わり、その後、知財部門に異動し権利化業務に従事しておられました。しかし、会社の方針として明細書の内製化をしていないため明細書を書いたことがなく、弁理士の資格を活かせていないため、将来的に不安を感じてご相談にいらっしゃいました。

■コンサルタントから見た転職成功のポイント

まずは、ご本人のご希望をお伺いした上で、転職活動を進めていきました。

• 教育体制の整っている事務所
• 件数を追うのではなく、明細書を丁寧に作成できる環境
• 年収よりも事務所の雰囲気や環境を優先

まずは、弁理士として明細書を書きたい！というご希望を叶えるため、特許事務所の業務内容や、大手・中堅・小規模事務所のそれぞれの特徴から説明を行い、将来的にどんな弁理士になりたいのか？というところから話し合いました。
クライアントの要望をしっかりと反映した質の高い明細書を書けるような弁理士になりたいということで、教育体制が整っていて、ある程度件数的な経験も積みながらも質の高いサービスを提供している事務所を中心にご案内しました。
3社ほど応募手続きを行い、2社で面接を行って頂きました。面接では人物面の評価が高く、技術面でもしっかりとした知識をお持ちだったので、そのまま2社とも内定を頂くことができました。
最終的に年収面も含めた環境などを考慮した上で、大手事務所へのご転職となりました。

初めてのご転職だったため不安も大きかったようですが、しっかりと前向きな姿勢で転職活動に取り組まれ、誠実なお人柄を評価されて、とても良いご縁を結べたと思います。
ご本人にとっても事務所側にとってもハッピーな結果となり、今後の弁理士としてのご活躍が楽しみです。